Montreal Blog
- モントリオール高校試験
- 2016-09-23
モントリオール|ケベック州は、Kindergarden からGrade 6 までの小学校課程を終了すると、中高校一緒のHigh School に進学します。High School には公立校と私立校があり、またFrench Schoolと English School に分かれます。公立・私立に関わらず入学試験がある学校もあり、日本に比べ公立高校でも進学校は入学試験があり学校が多く見られます。French School私立校は、ケベック州からの資金支援があるためEnglish School 私立校に比べると授業料が安く、フレンチ系の家族は私立校を目指す人が多いようです。一方、English School は私立校が高めであること、また公立校でも進学校が多いなどから公立校を目指す人も多く見られます。
留学生は基本的には、公立校でも私立校でも International Student Fee が別に設定されており、どちらに入学するにしてもある程度のまとまった費用が必要となります。また、語学レベルや過去の成績表などの入学規定をクリアーする必要もありますが、カレッジや大学に比べれとさほど厳しくはありません。
通常、現地の子供達は小学校6年生の最初(9月)の段階で、High School Exam があり学校に申し込み手続きを行います。したがって、5年生の時点でHigh School のオープン・ハウスに行き、興味のある学校などの見学に行きます。先日、小学校5年生になる息子を連れて何校か見学に行きました。その1つに、カナダ首相のトルドー首相が卒業したCollège Jean-de-Brébeufにも興味深々と見学に行きました。French Schoolでケベック州で1番入学が難しいと言われているアカデミックの強い学校です。息子のチェスの大会などの会場になっていることもあり、何度か学校内には入ったことがあるのですがオープン・ハウスの雰囲気はまた違った緊張感があります。
どの学校もそれぞれの良さや特徴がありますが、やはりキーは自分の子供にあった学校ではないでしょうか。小学5年生の子供にHigh Schoolの選択をさせるのは大変だなと思いますが、このように現地の子供達は自分の意思で少しずつ物事を決めて行動に移していくのだなと実感しました。