Testimonial
- M. I.
- 2022-01-24
2020年の秋、娘がもうすぐ3歳に、そして幼稚園入園の進路をどうしようかと考えていました。新しいことに、自分で選択して自信を持ってチャレンジしていってほしいと想っておりました。
そして世界への壁を作らずに、いろんな文化を自然に受けいれる柔軟な心をもって生活できるように、そのためには、思い切って海外に飛び出して、母としてそばにいる私自身も娘と同じ経験を一緒にしていくのがベストだと思い、この親子留学を計画しました。大自然が身近に感じられ、多国籍でさまざまな文化や言語に触れることのできるカナダは私たちの大冒険にぴったりでした。
モントリオールを選んだのは2つあります。
ひとつは親子留学のサポートシステムが素晴らしいことです。
そして何より、HEKIさんとの出会いが私たちをここまで連れてきてくれたと思っております。主人が初めてさやかさんと連絡を取らせていただいた時から、ずっと変わらずに、いつも丁寧で親子のどちらの立場も尊重して理解してくださる手厚いサービスに、感謝しきりの毎日を過ごしております。
去年の夏からモントリオールでの新生活が始まってから、慣れない生活に、娘共々何度となく涙しましたが、さやかさんがいつも親身に話を聞いてくださり、頑張りすぎずに休みながらゆっくり進みましょうと、慌ただしく子育てと勉学を両立させようと必死になっていた私に、リラックスして自分の時間を作って、休むことはとても大切なことと促してくださいました。母としての経験を持つさやかさんと色々な子育て話を常に共有していただけることは私にとってとても大きな支えとなっております。
また、フランス語が公用語であるケベック州に留学をすることを決めてから、日本でHEKIさんのオンラインレッスンを約10ヶ月間受講しておりました。それまで全くフランス語と関わる機会はなく、ボンジュールとメルスィーしか知らなかった私は、新しい言葉を学べることにとてもワクワクしておりました。
レッスンの先生方もとても親切で明るく毎週とても楽しく受講でき、ひとつ一つ辞書を引きながら、単語を学び、先生が話すことが少しずつわかるようになってきたときの喜びはとても大きいものでした。先生ともっと話がしたい、という気持ちが芽生えたことで、こちらに来てからも、学校でも積極的に授業に参加して、色々な方と話そうという気持ちにつながったと感じています。
そして、久々の学生生活はとても新鮮でした。さまざまな国の学生さんと関わることはとても刺激になり、その環境の中で周りと比べずに自分のペースを保っていくことの大変さも学びました。
そして同じように、言葉の全く通じない環境で始まった娘のデイケア生活も、はじめはとてももどかしい気持ちで毎日過ごしていた様子でした。おしゃべりでお友達に興味を持ちはじめた時期だったので、自分の気持ちを伝えたり、コミュニケーションをとることの難しさに戸惑いながらも、1ヶ月、3ヶ月、と経つにつれて、だんだんと、デイケアの生活に必要な言葉を先生やお友達が話している会話からからだで覚えるように、自分にストックしていくようになりました。
あっという間に半年が経ちましたが、今では、デイケアで一緒に楽しく遊べるお友達もできて、おうちでもごっこ遊びを英語でしたり、公園で出会った同世代のお友達とは英語で簡単なやりとりではありますが、コミュニケーションをとって遊んだりするようになりました。
生活に必要な言葉を頭で考えて覚えるのではなく、自然と体感で身につけていく娘の姿がとても頼もしく、正しい文法や完璧な文章でなくても、自信を持って堂々と言葉を話す姿に、私も勇気をたくさんもらっております。
最後に、優しく気軽に声をかけてくださる親子の皆さま、いつも熱心に教えてくださる語学学校の素晴らしい先生方、さやかさんはじめHEKIさんから広がった輪に私たちはとても支えられて、ここでしかできない経験をとても色濃くさせてもらっております。そして日本からずっとサポートしてくれている主人と家族にあらためて感謝しています。