カナダは10の州と3つの準州からなる連邦国家で、面積は日本の約27倍と広く、人口はおよそ3,575万人います。カナダでは、憲法で教育に関しては州が責任を持つことが定められています。日本のように国レベルで教育を管轄せず、州政府の教育省が、教育内容やカリキュラムなど教育にかわることはすべてが行います。 カナダの学校は毎年9月の初旬にスタートし、翌年6月下旬に終了します。カナダは日本の教育システムが違います。またカナダ国内でも州によって異なります。ケベック州では人口 821万 人で、オンタリオ州に次いでカナダで 2 番目に人口が 多い州です。フランス語が公用語と定められていますが、モントリオールではフランス語だけではなく、英語も同様に使われています。ケベック州の学校体系は、他の州とは少し異なり、高校後の CEGEP(2年制または 3 年制)があります。CEGEP は公立カレッジと専門カレッジで構成され、2 年間の大学入学前プログラムと 3 年間の技術プログラムがあり、修了後は、カレッジ教育修了証書(Diploma of College Studies、略称:DCS )またはカレッジ教育証明(Attestation of College Studies、略称:ACS )が授与されます。
ケベック州ケベック州以外
高校の特徴
【公立校】公立校の場合、各州の教育省がそれぞれの学区に教育委員会(スクールボード)を設けています。スクールボードは、多数の学区内の小学校から高校までの管理運営を行っており、留学生の手続きなども管理します。カナダの公高校は私立高校と同様に、高い教育水準を維持しています。IB Program (International Baccalaureate® 国際バカロレア )を提供するIB認定高校もあります。
【私立校】私立高校は、各学校独自の教育方針に基づき運営されており、学校によって形態も様々で男子校も女子校も共学もあります。私立高校は、公立学校に比べると留学生の受入規定が厳しい傾向にあります。IB Program (International Baccalaureate® 国際バカロレア )を提供するIB認定高校もあります。
【留学費用の目安】
年間費用 (10ヶ月)
学費 CAN$
滞在費 (食事込)
公立高校
$13,250~
$1,200+/month
私立高校
$29,000~
$1,200+/month
その他の費用として、教科書&制服、ホームステイ、空港送迎サービス、保険料、未成年後見人手続き&サポート*などがあります。
未成年後見人(Guardian) 手続き&サポート* 未成年者(QC州の場合18歳未満) が1人でカナダ滞在する場合、必ず後見人(guardian)が必要となります。カナダ滞在時の法的保護者を示す書類(カストディアンシップ・レター)は、渡航前(学生ビザ申請前)に手配する必要があり、これは、カナダ移民局 (CIC: Citizenship and Immigration Canada)によって定められています。カナダでは、HEKI Canada日本人担当者が後見人となります。手続きとしては、カナダ移民局 (CIC: Citizenship and Immigration Canada)からの必要書類をHEKI Canada後見人と日本の親御さまで記入し、両方のサイド(カナダ、日本)によって 公証人役場で宣誓を行います。 カナダでの公証人料金(公証人への支払い)は1万円程度。日本側は、最寄りの公証人役場でご確認ください。HEKI Canadaの未成年後見人サポート費の中には、下記のサービスが含まれています。